ばんだいの家づくり

「ばんだい」という言葉は、萬代不易(ばんだいふえき)のばんだいでもあり、その意味するところは、「幾久しい幸せ」を表しています。
私達は上棟式に、この言葉を記した「ぼんでん」を用意し、家のてっぺんに高々と掲げることにしました。家は天と地を結ぶものです。
その接点である棟木にこの言葉を結びます。
工事の無事と、ご家族の幾久しい幸せを願ってのことです。

私たちの仕事は、いつも手と結びついています

鋸(のこぎり)や鉋(かんな)など大工道具を
研ぐ手、握る手、削る手、設計するのも手。
手を尽くす、手間を惜しまない、道具を手入れする、手はずを整えるなど
手はわたしたち工務店の存在そのものを表しています。

設計の進め方

建築時期にゆとりがあれば、スローに設計することをお勧めします。
よりよい設計のためには、晴れた日、大雨や大雪の後、春、秋の樹木の表情など、ためつすがめつ敷地をみることが大切です。
設計を依頼したら、すばやくプランを持参されるハウスメーカーさんや、工務店があります。
私たちは、プランにじっくり時間を掛けます。
かと言って、だらだらとやりません。
集中的に、詰めるところはとことん詰め、必要とされる時間は、ちゃんと掛けるという考えです。

上棟式

基礎工事が済むと、いよいよ上棟です。
家の骨組みを建てる日です。
木の香りも新しい柱が立てられ、大きな針があげられる度に、少しずつ家の形ができて、図面で思い描いていたものが、現実のものとして目の前にあらわれます。
たくさんの木材が、見事に組み合わされて、一つの形になるとき、日本の木造技術の妙を感じていただけることでしょう。

木は木組み、家は人組み

木は同じ山で生まれたものであっても、一本一本性質が異なります。
家組みは、この声質の異なる木を組み合わせて造ります。
性質の異なる木と木が働き合い、結び合って、家となるのです。
家づくりには、多くの人がかかわります。
その人たちも、一人一人違った個性を持っています。
この個性と個性が働き合い、結び合って、家は造られます。

手作りエネルギーとしてのソーラーシステム

ソーラーシステムは、建築の仕組みそれ自体を活用して太陽エネルギーを利用するシステムです。ということは、空調機器のようにボンと備え付ければ事足りるのではなく、設計し、建築しなければなりません。そこがソーラーシステムをして手作りエネルギーと言われる所以であり、設計の自由性と自在性の条件となっています。
太陽エネルギーの集熱は屋根の傾斜角度によって異なりますので、地域ごとに変化します。また、建物の断熱、気密も、その土地の外気温度の影響を受けますので、これも異なります。
そんなわけで、ソーラーシステムではその地域の気象データを重視し、その解析に基づいて建物の設計を行なっています。